Re:45歳から始めるポケモン生活

ポケモンについて綴っていきます

【剣盾S30最終1815(982位)】No More 麻痺バグ de ゼルネクロ

ユキヒロと申します。S30お疲れさまでした。

今回最終3桁でシーズンを終えることができましたので使用構築について記していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

【使用構築】



 

【結果】

TN:ムーン  最終1815(982位)  35勝15敗



 

TN:ユキヒロ 最終1567(12982位)  204勝204敗




 

【構築のコンセプト】

S27より使用していたゼルネアス+日食ネクロズマによる伝説ポケモン2体による積みリレー構築を環境にあわせてカスタマイズしました。

 

【構築完成まで】

先発に素早さの判定と操作ができる気合の襷持ち霊獣ランドロスステルスロックを撒いてから有利対面で伝説ポケモンが積んで抜いていく動きが強いと思い、ランドロス+伝説2体を基本選出として考えました

残りを補完枠として相手の積みポケモンをコピーするメタモン、受け崩しにマグマストーム挑発ヒードラン、特殊ポケモンを見るためにチョッキウオノラゴンを採用してR1700までは順調に勝てていましたが、5/20頃から急に勝てなくなったため構築の見直しに着手しました

勝てなかった原因はいくつかありますが主な原因としては、、、

・黒バドレックスに先に展開されて全抜きされる

ハピナス、ヌオー、ポリゴン2、ナットレイの受けポケモンにエースポケモンを受けきられ、さらに電磁波・あくびで機能停止させられる

と分析して黒バドレックスと受けポケモンを補完枠で対策することにしました

この時にヒードランではトレースポリゴン2にもらいびをコピーされてマグマストームが無効化されてしまい、本来の役割対象の突破が困難という状況を体験していたため渦潮挑発で同じ事ができて状態異常も防げるカプ・レヒレに変更しました

黒バドレックスについてはナットレイにも強いガオガエンをウオノラゴンの代わりに採用して、その他の特殊ポケモンはゼルネアスでジオコントロールを積めば広く対応できるだろうと判断して構築の完成としました

 

【個体紹介】

 

ゼルネアス

特性:フェアリーオーラ

性格:ずぶとい

持物:パワフルハーブ

実数値:219(140)-×-157(220)-159(60)-119(4)-130(84)

ムーンフォース ドレインキッス ラスターカノン ジオコントロール

 

調整意図

HB 特化ザシアンの+1巨獣斬(77.6-93.1%)+1電光石火(5.2-6.3%)をB+1で確定耐え

C  ステロ込み+2ダイフェアリーで非ダイマコピーメタモンを乱数1発(75%)

D  コピーメタモンの+2ムーンフォース 43.8-52.0%(乱数2発 12.1%)

 

構築のエース。ザシアン環境の中でザシアンを誘って返り討ちにする前期1位の方のダイスチルゼルネアスに感銘を受けて採用しました。

本家とは異なり耐久を最低限まで削って特攻に振りましたが、耐久がギリギリのため耐えるかもしれないからダイマックス使った方がいいかも?という悩みから解放されるという思わぬ効果がありました

 

ネクロズマたそがれのたてがみ

特性:プリズムアーマー

性格:いじっぱり

持物:いのちのたま

実数値:181(68)-220(180)-148(4)-×-130(4)-129(252)

メテオドライブ 地震 ロックブラスト 竜の舞

調整意図

H 余り

A +1ダイロックで無振りダイマイベルタルに91.2-107.4%

 (乱数1発43.7% 球ダメージ+砂ダメージでほぼ相打ち以上に持ち込める)

BD 端数

S   準速

構築のエース。地震はミラーやカイオーガ、ロックブラストはサンダー、イベルタル意識で採用しています

HPに余りの努力値を振っていますが、竜の舞を積むターンに攻撃を受ける場合が多く、球ダメージ分のHPが辛うじて残っているという状況も多かったのでこの調整でよかったと思っています

 

ランドロス(霊獣)

特性:いかく

性格:ようき

持物:きあいのタスキ

実数値:167(20)-180(116)-125(116)-×-101(4)-157(252)

地ならし 岩石封じ 自爆 ステルスロック

 

S27最終2位の方が使用していたランドロスをそのまま採用しています

おもにカイオーガ入りに出してSラインの確認をしてゼルネアスが上からジオコントロールを積める状況を作る役割を担います

先発として求めていた条件がザシアンと対面しながらS操作とステルスロック撒きで2回行動できるというハードな条件でこれを満たしてくれる起点作成役としてとても優秀でした

 

カプ・レヒレ

特性:ミストメイカ

性格:ずぶとい

持物:たべのこし

実数値:177(252)-×-183(252)-115-150-105

ムーンフォース 渦潮 自然の怒り 挑発

 

調整意図

HBぶっぱ、端数振り忘れ

ミストフィールドで状態異常を防ぐ、渦潮で受けポケモンの突破、自然の怒りで相手に負荷をかけると役割が多く、本構築で重要な役割を担うポケモン

基本的な動きとしてはガオガエンの捨てゼリフからつないで自然の怒りを連発するか、こちらのエースに投げられる受けポケモンに対して投げ返していきます

受けポケモンと対面させたら自然の怒りで様子を見ていき、相手が居座りなら次のターンは回復技を押しているので渦潮でキャッチ→挑発で処理できます(ヌオーは守るで様子を見てくる場合もあるので守るの有無を確認してから渦潮を打つ)

また渦潮挑発の残っているターンに無理矢理エースを投げて積むタイミングを作ることも可能なので相手視点からは分からない起点作りも担っていけます

難点は自然の怒り、渦潮ともに命中不安で技を外すとネタが割れて厳しい展開になる事ですが、渦潮が当たれば勝負が決まるレベルなので採用は正解でした

 

メタモン

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特性:かわりもの

性格:しんちょう

持物:こだわりスカーフ

実数値:155(252)-68-68-58-73-68


変身

ザシアン・黒バドレックスのピンポイントメタで採用しています。

ほとんど選出する機会がありませんでしたが、このポケモンがいないと相手が積み技を使い放題なので選出画面にいるのが主な仕事になります

たまに先発に出して相手の型を判別しましたが、スカーフ黒バドレックスと対面した時はとても気まずかったです

 

 

ガオガエン

特性:いかく

性格:なまいき

持物:あつぞこブーツ

実数値:201(244)-×-132(172)-100-134(92)-58

 

嫉妬の炎 バークアウト 鬼火 捨てゼリフ

 

調整意図

B 特化ザシアンのインファイト威嚇込みで確定耐え 83.5-98.5%

  特化日食ネクロズマの球ダイアース 80.0-94.5%

D 臆病 黒バドレックスのアストラルビット 26.8-32.3%(確定4発)

S 最遅

 

黒バドレックス対策枠として最後に採用しました

ステルスロックでHPを削られると黒バドレックスの相手ができなくなるので持ち物はあつぞこブーツとしています

サンダーの初手ダイマックスに対して捨てゼリフでゼルネアスが積む機会を作ったり、構築単位で重いナットレイに圧力をかけていく事ができたため期待通りの働きをしてくれましたが、少しでも削られると不意の高火力で落とされてしまうので体力管理が重要で雑に扱ってはならないポケモンと思いました

 

【選出・立ち回り】

どのエースが通せそうかを判断して選出を決めます

相手にヌオー、ポリゴン2がいる場合は日食ネクロズマを通すのが難しく、

ラッキー、ハピナスがいる場合はゼルネアスが通せないので、これらのポケモンがいる場合はカプ・レヒレを優先的に選出します

ただしゼルネアス+カプ・レヒレの組み合わせはフェアリータイプが被るのでこの組み合わせは極力避けて選出します

 

 

ザシアン+カイオーガ

先発ランドロス+ゼルネアス+日食ネクロズマ

ランドロスを先発に出してS操作を行い、後続の積みポケモンが上を取って積みやすい状況を作ります

相手の先発がザシアンの場合は飛行タイプのポケモンに引く場合が多いので、岩石封じ→ステルスロック→自爆でゼルネアスにつなぎます

相手の先発がカイオーガならばランドロスの地ならしでS操作を行って倒された後、ゼルネアスでカイオーガの上からジオコントロールを積んでいきます

ゼルネアスがダイスチルを積んでも巨獣斬を耐えそうにない場合は後続の日食ネクロズマで竜の舞を積んでからダイマックスを使用します

 

 

ザシアン+黒バドレックス

先発ガオガエン+ゼルネアス+メタモン

相手の先発の伝説ポケモンに対応するためガオガエンから入ります

捨てゼリフで対面操作を行い、ゼルネアスでジオコントロールを積むチャンスを狙います

ガオガエンのHPに注意して立ち回りますが、最後はメタモンでスカーフ黒バドレックスとの同速勝負になる場合が多いです

 

ムゲンダイナ+ホウオウ

先発ガオガエンカプ・レヒレ+日食ネクロズマ

先発にガオガエンを置いてホウオウをケアします

ムゲンダイナの前で日食ネクロズマが竜の舞を積み全抜きしていくのが理想ですが、コスモパワー型の場合が多かったため、捨てゼリフでサイクルを回しミストフィールドを維持しつつカプ・レヒレの渦潮挑発を絡めてTODを狙う事も意識します

 

【重いポケモン

ナットレイ

構築全体でナットレイに対して打点が少ないため、削りを入れてからでないと簡単に受けきられてしまうので、有利対面だからといって安易に積まない、ダイマックスを使用しないなど立ち回りが窮屈になります

 

ディアルガ

相手の初手ダイマックスに合わせられるポケモンがいないため、日食ネクロズマで無理矢理ダイマックスを合わせますが、相手の方が速いとダイドラグーンやダイスチルでそのまま押し切られます

 

ゼルネアス

構築全体で速いポケモンがいないため、最速みがわり電磁波だとペースを握られてしまいます

 

【あとがき】

4回目の最終3桁を達成することができましたが、5/20頃から全く勝てなくなりメインロムを600位→28000位まで落としながら検討と育成トライを繰り返していました

最終日2日前に渦潮レヒレの有効性に気づくまでは本当に苦しかったですが、何とか目標としている3桁に辿り着けてうれしい限りです

ゼルネアスはからだがしびれてうごけない!と表示されると思わず絶叫しそうになることが何回もあり、ポケモン剣盾は絶叫マシンじゃねーか!と思うようになりましたw

ヒレを入れてからは麻痺バグもほとんど見なくなりストレスフリーだったので良かったと思います 

新作の発売日も決まり剣盾で対戦できるのも半年を切りましたが、残りの期間も楽しんでいきたいと思います

ここまで読んでいただきありがとうございました。