【剣盾S23最終1866(946位)】ウチのグラードン実はスカーフ持ってます
ユキヒロと申します。S23お疲れ様でした。
今回初めて最終3桁でシーズンを終えることができたので使用構築について記していきます。初めて記事を書くので至らない点もあるかと思いますがよろしくお願いします。
【使用構築】
【結果】
TN:ムーン 最終1866(946位)
TN:ユキヒロ 最終1861(1026位)
【構築のコンセプト】
使用率上位の伝説であるザシアン・ムゲンダイナ・黒バドレックスに対して有利に立てる構築を目指しました。
【構築完成まで】
S21からグラードンを使って対戦をしていましたがその中で上から2回殴られて落とされる事が多いなあ…と感じました。
よくある例としてグラードンは対面ではザシアンに強いとされていますが、サイクルの中で巨獣斬の圏内まで削られたり、剣舞を積まれるとその段階で立場が逆転してしまい試合が終わることがあります。
これを打開するためにグラードンの性格は陽気、持ち物はこだわりスカーフとして体力が削れた状態でもザシアンの上を取って役割を果たせるようにしました。ムゲンダイナと黒バドに対しても上を取れるのも高ポイントです。
ザシアンの体力を少し削ればグラードンの地震で倒せるので、グラードンと相性が良く対面操作も強いHBゴツメサンダーを採用しました。
またザシアン軸に組み込まれているウオノラゴンに後出しできてカイオーガも見れるチョッキ貯水オニシズクモを採用しました。ねばねばネット要員にも見えるためグラードンの持ち物がチョッキか何かと思わせる効果もあったと思います。
ムゲンダイナについては前シーズンから使用していたカプ・レヒレとヒードランが安定した勝率を維持していたのでそのまま採用しました。
黒バドレックスについては最初は葉緑素ダーテングで見るようにしていましたが、晴れターンが終了すると機能しなくなることから黒バドより速く、グラードンが呼びやすい霊獣ランドロスも見れるフェローチェに変更して構築の完成としました。
【個体紹介】
グラードン
特性:ひでり
性格:ようき
持物:こだわりスカーフ
実数値:175-202(252)-160-×-110-156(252)
調整意図 ASぶっぱ
A 地震でH199ザシアンに84.4~100.5%
構築の絶対的エース。(努力値の端数は振り忘れの模様)
サンダーのゴツメにザシアンを1回でも触らせれば、命中安定の地震で落とせるのが非常に強かった。最終日近くは色ザシアンの配布もあってかザシアン狩り状態でした。(たまに狩られた)
断崖の剣は地震だと確定3発になってしまうヌオーやトリトドンを乱数2発で倒しにいく時のみ割り切って押しました。
見た目からか遅いと思われてるみたいで、ほとんどの伝説ポケモンが突っ込んでくるのを返り討ちにしてくれる頼れるイケメンでした。
サンダー
特性:せいでんき
性格:ずぶとい
持物:ゴツゴツメット
実数値:197(252)-90-150(252)-145-111(4)-120
調整意図 HBぶっぱ
ボルトチェンジ とんぼがえり 熱風 はねやすめ
ザシアンやゴリランダーに投げられるゴツメスタンガン。
シーズン序盤はとんぼがえりではなくこらえるを採用していたが、ザシアンにゴツメダメージを与えるのは1回で十分なのとボルトチェンジにガブリアスを合わせられて剣舞スケショの起点にされる事が多発したためとんぼがえりに変更しました。(技変更時にA個体値に王冠を使い忘れた模様)
細かいことですが熱風を採用しているのはひでりと相性がいい事で暴風だとひでりで命中が下がるためです。
カプ・レヒレ
特性:ミストメイカー
性格:ひかえめ
持物:こだわりメガネ
実数値:157(92)-×-136(4)-148(156)-150-137(252)
調整意図 S準速以外は忘れました…
波乗り ムーンフォース 挑発 トリック
ムゲンダイナ軸に選出するポケモン。ミストフィールドでグラードンを守るのとトリックで受け回しにも対抗できる点ですんなりとパーティに入ってきました。
シーズン序盤はS実数値115ぐらいで残り努力値を耐久に振っていたが、相手のレヒレに毎回先制されるので準速にしたところ、ほとんど先制できるようになりレヒレ対面を突破しやすくなりました。
最終日に気付いたのですが相手のパーティでザシアンを受けれるのがサンダーだけの場合、そのサンダーはほぼ確実にHBで上からムーンフォースが通ってしまうため、なんとサンダーを突破できてしまいます。
ヒードラン
特性:もらいび
性格:ひかえめ
持物:たべのこし
実数値:198(252)-×-126-200(252)-126-98(4)
調整意図 HCぶっぱ
ムゲンダイナと受け回しに選出するポケモン。受け回しを確実に処理するため技構成はこれで完結していると思います。
このポケモンのよいところは晴れ状態のマグマストームの火力が半端なく後出しが効かなくなる点で、格闘技で処理しようとして投げられるタスキ悪ウーラオスやザシアンの後出しをワンパンしたり、トリトドンやヌオーをキャッチしてそのままソーラービームで迅速に処理できた事です。
オニシズクモ
特性:ちょすい
性格:いじっぱり
持物:とつげきチョッキ
実数値:175(252)-130(228)-112-×-156(28)-0
調整意図
HD(チョッキ込み)
C202カイオーガのかみなり 41.1~49.1%(確定3発)
C217黒バドの+2アストラルビット 70.8~84.5%(確定2発)
C183ゼルネアスの+2ムーンフォース 63.4~75.4%(確定2発)
A
とびかかるでH207カイオーガのみがわりを確定で破壊 26.0~30.9%
検討の余地が残る諸説枠。ねばねばネットを撒く調整もしていたが、積んだ特殊相手にもミラーコートを押せるようにチョッキ型としました。
特殊耐久が高いのでカイオーガ以外にも黒バドやゼルネアスにも投げてミラーコートを狙えるがミラコを押したときはみがわりを押されている時が多かったので、せめてみがわりを割りにいける技構成としました。
オニシズクモがいなければ上記の相手には一方的にやられてしまうため、勝率は悪かったがミラコで勝てる可能性を生みだしてくれる替えの効かないポケモンでした。
フェローチェ
特性:ビーストブースト
性格:むじゃき
持物:きあいのタスキ
実数値:147(4)-189(252)-57-157-51-223(252)
調整意図 ASぶっぱ
インファイト 地獄突き 毒突き 冷凍ビーム
黒バド、ランドロスに強いタスキ枠として採用した。シーズン終了5日前までこの枠は悪巧みタスキダーテングを採用していたが、悪巧みを積んで全抜きするには晴れターンが足りないという問題があり、同じタスキ枠として単体で動かせるフェローチェを採用しました。
初手に黒バドと対面したときの安心感が特に素晴らしく、ランドロス、ガブリアスへの勝率も大きく上がったので採用は正解でした。
タスキを使ってHP1しかないのに全抜きしていくのが見ていて楽しいポケモンでした。
【選出・立ち回り】
ザシアン軸
先発でグラードンとザシアンが対面してしまうと特性の発動順でスカーフがばれてしまうので後発にグラードンを置いておきます。
相手の地面タイプがランドロス、ガブリアス、マンムーの場合はとんぼがえり→グラードンに交代し、トリトドン、ヌオーの場合はカプ・レヒレに交代で様子を見ていきます。
ムゲンダイナ軸
状態異常を防ぎたいのでカプ・レヒレから入ります。相手はムゲンダイナを投げてくるのでこちらもヒードランを投げて、マグマストームでキャッチしにいきます。
ムゲンダイナの型がメテオビーム型の場合はヒードランを倒されますが、その場合はグラードンが上から断崖の剣を打つことで対処します。
黒バドレックス軸
相手の黒バドレックスの先発に合わせてフェローチェから入ります。グラードンを見れるランドロスかサンダーは必ず出てくるので、死に出しで冷凍ビームを連打するためにHP1でもフェローチェは大切に扱います。
【重いポケモン】
ガラルヒヒダルマ
スカーフ持ってるとパーティーが半壊するが何故かあまり選出されませんでした
ゼルネアス
ジオコンを積まれるとオニシズクモのミラーコートかヒードランで気合玉を外すお祈りをするしかない
タスキ剣舞こらえる起死回生やめて
【あとがき】
サンムーンから対戦を始めて5年目で初めて3桁に到達することができてとても嬉しいです。自分は今年で50歳なんですがポケモン史上最高齢の3桁到達者になれたのではないかと思います笑
環境最上位とも何回か対戦もできて楽しかったですが、地力の差を感じたところでもあります。ほんとこのゲーム奥が深いわ…
来シーズン以降もまたいつか記事が書けるように頑張っていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
【データ類】
2年ぐらい前に3ターンぐらい前に見たギルガルドの持ち物を思い出せなかったという老化現象からメモを取って対戦するようになりました笑
今シーズンの対戦履歴をぽけっとふぁんくしょん様の対戦ログ機能を活用して分析に使いましたので後日振り返れるように付表を載せておきます。